事業内容
私たちのお仕事
私たちのお仕事
法面緑化は、土の傾斜面を風化による落石や崩落を防ぐために植物の種や肥料を木のチップに混ぜたものを吹付け、草木を成育させ、雨水による浸食の防止、地表面の温度変化の緩和、のり面の凍結・融解による表面崩壊を防止します。
また、防災、景観保全等主たる目的により様々な工法があります。
のり面に格子状のモルタル・コンクリートを造成し、斜面の安定性を図る工法です。
金網製の型枠を斜面に設置し、鉄筋を組立て、そこに吹付機でモルタルを吹き付けて格子状の枠を造成します。枠内には植生工やモルタル吹付工等による処理が施されます。
のり枠工は、吹付法枠・プレキャスト法枠・現場打ちコンクリート枠に分類され、施工条件・目的により選定されます。
吹付工は、風化・浸食されやすい自然斜面（崖）や法面にコンクリート等を吹き付ける工法で、風化や浸食、小崩壊や落石を防止するために施工します。
吹付工は、吹付材料を直接斜面に吹き付けるため、一般的には抑止力はなく、あくまで斜面が自立安定していることが前提です。
吹き付ける材料により様々な工法に分類されるが、一般的にはモルタルを吹き付けることが多い。
鉄筋挿入工は、斜面に鉄筋やロックボルトなどの比較的短い棒状補強材（一般的には異形鋼棒）を地山に多数挿入し、さらにセメントミルクを注入することにより、地山と補強材の相互作用によって移動土塊や斜面の岩塊等を安定させる工法です。
のり面（枠）工との併用で、補強材とのり面（枠）工が結合され、補強材と一体となり補強効果が期待され、比較的崩壊規模の小さい斜面に適用されます。
崩壊規模が大きいと想定される場合は、グランドアンカー工等の検討を行う必要があります。
